Column

コラム

2022.05.28 | EQUAL スタッフ

土地視察 宗像・福岡市東区

割と綺麗な造成地



EQUALスタッフ 谷です

土地確認する為、色々な地域に行っております。
その中で、最近気になる道路との高低差がある土地について今回書かさせていただきますね!

こちらの土地は、道路と高低差ありますがコンクリート擁壁をしっかり施工されていますね。
高低差がある時に、写真のような擁壁施工している土地は、ある程度安心です。
しかし、このようなコンクリート擁壁を施工していても施工不良の場合ありますので、私たちに簡易調査を気兼ねなく連絡ください。

新しい分譲地だから大丈夫だろうも間違いです。
分譲地だと10区画以上(総面積1,000㎡以上)の分譲地は安心です。
理由として、1,000㎡以上の分譲地をつくる場合は県知事に届け出が必要で、高低差がある時は県の指導が入ります。
その指導通りに施工し、検査を受け合格しないと販売することできないので、安心ポイントになりますね。


よくある古家付き売土地



こちらの土地の場合、道路との高低差あり、擁壁はコンクリートブロックもしくはコンクリートパイルと思われます。
懸念点として、道路と宅地の高低差は、コンクリートブロック(もしくはパイル)7段分
こちらの住宅を建築された当時の建築基準法では適法であったとしても現行法ではNGなんです…

土が流れることを留める為に擁壁として利用できるコンクリートブロック(もしくはパイル)
の段数は各行政によって定められております。
その段数以内での施工が必要です。
理由として、今年の降水量増加による土砂災害を回避する為です。
もしご自身のコンクリートブロックが崩れ、土が流れた時にお子様が通行していると考えるとゾッとしますね。
その点を考えるときちんとしなければ!と思いますよね。


コストを抑える高低差処理



こちらは、上の写真建物の道路向かい側になります。
道路との高低差は同じような高さです。
以前あったと思われるブロックは解体されておりますが、新規で擁壁を再施工せず法面に芝生を施工しております。
この法面の角度が30度以下であれば、この写真のような施工可能なんです。
ただ、法面を作る為、有効敷地面積がどのぐらいになり希望される間取りが入るかを確認する必要あります。

ご予算の兼ね合いもあると思いますので、新規に擁壁を施工する場合と法面施工の場合の価格を各々作成し比較することも可能ですよ。


ネットで土地情報を確認することが当たり前になっております。
おっ!安い!と思って現地に行くと高低差がある…諦める前に対策あるか?を私たちが調べますので、いつでも気軽に相談くださいね!

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