新築住宅ができるまでの流れ!着工~基礎の工程をご紹介

公開日
2022.06.17
更新日
2022.06.17

新築住宅ができるまでの流れ!着工~基礎の工程をご紹介

こんにちは!悠悠ホームEQUALです!家づくりを検討している方の中には、今から家づくりを始めたらどれくらいの期間がかかるのだろうか?といった疑問をお持ちの方もいるのではないのでしょうか?家を建てる工事といっても、基礎工事や建て方、屋根工事、外構工事などいろいろな工程があります。

今回は新築住宅ができるまでの流れについてご紹介いたします。家づくりを始めたての方にはぜひ知っておいていただきたい知識となるので、最後まで読んでみてください!

 

 

着工

 

地縄張り・地鎮祭

地縄張りとは図面に基づいて建物の外周部にあたる部分にビニールひもを張り、敷地に対しての建物の配置を確認する立会いのことを指します。この際に、地盤の高さの確認も実施します。ご近隣への挨拶回りもこのタイミングでやります。

地鎮祭とは、着工に先立ち、敷地の守護神に竹やしめ縄や、祭壇へのお供え物などを用意して、工事の無事と施主様のご家族のご繁栄を祈願する儀式のことをいいます。一般的に地鎮祭は神式であるため神主さんが行います。

 

地盤改良工事

必要に応じてですが、地盤改良工事をおこなう場合もあります。土地の地盤がゆるい合や重量のある建物を建設する場合など、建物の自重で傾いてしまったり、地震などの影響で土地が液状化することを防ぐ目的で行われます。

地盤調査のデータを基に、基準を満たしていない場合は、規定に沿った改良を加え地盤を丈夫にします。

 

 

基礎工事

基礎工事とは、文字通り地面と建物のつなぎ部分にあたる「基礎」を造るための工事のことであり、地盤と建物をつなぐ重要なパイプ役となります。

基礎の役割として、建物の重さなどの垂直な力や、地震の揺れなどによる水平な力を建物から地面に伝えることで、建物の一部分だけ沈んで傾いてしまう不同沈下(ふどうちんか)を防ぐことがあげられます。

基礎は一般的には鉄筋コンクリートで作られています。基礎は、底盤(ていばん)や立上り、地中梁(ちちゅうばり)、杭などから構成されています。これらを含めて基礎を作る工事を総称して「基礎工事」と呼びます。基礎は下記の流れで工事をおこなっていき完成します。

 

掘削工事

掘削工事とは地表面より下の構造をつくるために土を掘って別の場所に搬出する工事です。掘削工事が行わなければ地下の階層や基礎躯体など地面より下にあるものをつくれないので、建築で掘削工事は必要不可欠とも言えます。別名「根切り」とも言います。

 

砕石砕き

根切り後に砕石と呼ばれる石を敷き詰め、ランマーと呼ばれる機械を使って地盤を締め固めます。建物がすぐに沈んでしまうことを防止するために、地盤をしっかりと締固める必要があります。

 

捨てコンクリート流し

捨てコンクリートとは、基礎工事の前に敷くコンクリートのことです。地業で地盤を固めたのち、建物の基準を書いたり、この後の作業がしやすくなるようにコンクリートを流します。捨てコンクリートは建物の強度に直接関わりませんが、工事を進めやすくする上でとても大切な作業です。

 

配筋

工事現場でいわゆるよく見る鉄格子のようなもので、この組み立てを「配筋」と呼びます。基礎は鉄筋コンクリートでできており、配筋は鉄筋コンクリートに必要な鉄筋(鉄の棒)を図面通りに組み立てていく作業になります。

配筋は基礎の寿命や強度に直接影響がある非常に重要な工程で、建築基準法などでも様々なルールが決められており、柱や梁、壁やスラブ、基礎などそれぞれに配筋を行います。配筋は部材ごとに使用する鉄筋の種類や組み方が異なります。

 

コンクリート流し

コンクリートを流し込むためにまず、型枠を作ります。型枠とは、コンクリートを流してして固めるために設置する枠のことで、木製や鉄製などの枠が使われます。

型枠は設計図に沿って組み立てられ、型枠組が終わると、コンクリートを流し込む「コンクリート打設」前に、アンカーボルトと呼ばれる建物の構造材と基礎をつなぐ金属製の部材を設置します。コンクリート打設を行います。型枠を外すまで一定の日数を置くことでコンクリートが固まるのを待ちます。

 

仕上げ

その後型枠を外し、コンクリートに初期の不良が発生していないか、ひび割れや仕上がりの状態を確認します。アンカーボルトがコンクリート打設時にずれたり曲がったりしていないか、なども重要なポイントで職人の目によって入念に確認がされます。

以上で基礎工事が完了です。この後は家の骨組みを組み立てる工事に入っていきます。こちらは次回の記事でご紹介いたします!

 

 

まとめ

いかがでしたか?今回は「新築住宅ができるまで①」についてご紹介しました。

ぜひ家づくりの参考にしてみてください!

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