土地探しをおこなうなら知っておきたい契約からの流れ

公開日
2021.12.20
更新日
2021.12.20

土地探しをおこなうなら知っておきたい契約からの流れ

 

 

土地売買契約の締結

 

契約金(手付金)の支払

例えば1000万円の土地であれば1割の約100万円を契約時に支払うことが一般的です。この費用は土地代金1000万円の一部を支払うものです。安心してください。

 

契約書・重要事項説明の読み上げ

当日、宅地建物取引士から重要事項説明書と契約書を説明・読み上げが行われます。この内容に問題・間違いがなければ署名・捺印をし、引渡しまでのスケジュールを確認したら終わりです。特に大事な項目は引き渡し日とローン書類の提出期限の2つです。

 

住宅ローン本審査

土地売買契約書と工事請負契約書がそろえば住宅ローンの本審査に入ります。住民票等の必要書類や記入用紙が沢山あります。上記の通り、提出期限がありますのでどんどん進めていきましょう。

 

 

土地代の支払(決済)・土地の引渡し

 

つなぎ融資の審査・金銭消費貸借契約の締結

土地代金を現金で全額準備できない場合、住宅ローンで借りる予定の金額を一部前借りすることができるm、つなぎ融資というものを使うことができます。住宅ローンの本審査が通ったら次はつなぎ融資の準備です。土地代の支払日までにつなぎ融資の実行ができるよう準備段取りをしましょう。

ここでポイントはいつまでに融資実行の準備ができるか? そのために必要な手続きをいつまでにしないといけないか?などをスケジュールに落とし込めているかです。

 

実行日(引渡し日)、場所の決定

融資実行の見込みがたったら、売主や不動産会社、司法書士等の予定を確認して土地代金の支払日を決めます。場所はどこかの銀行の応接室等をかりて行うことが一般的です。不動産会社や住宅営業が場所を確保してくれるはずなので誰が手配することになっているのか確認しましょう。

 

司法書士の手配・手続きの準備

土地売買においての司法書士の役割は土地名義の変更です。売主、買主を確認して合意のもと、金額の支払が完了したことを現地で確認します。確認がとれたら法務局に土地の所有者の名前を変更する書類を提出します。事前に免許証などを提出して本人確認の準備等が必要な場合があります。