【断熱に最重要のサッシ】複合サッシの価格や性能、メリットとデメリットをご紹介

公開日
2025.12.23
更新日
2025.12.30

【断熱に最重要のサッシ】複合サッシの価格や性能、メリットとデメリットをご紹介

快適な室内環境を実現するために欠かせないのが断熱です。そして、家全体の断熱計画において最重要な役割を果たしているのが「サッシ(窓)」です。サッシにはいくつか種類があるのですが、今回は「複合サッシ」に焦点を当てていきます。

本記事では、断熱に最重要のサッシの中で、複合サッシの価格や性能などの特徴、採用する場合のメリットとデメリットを詳しくご紹介しておりますので、家づくりの参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

サッシの重要性

【断熱に最重要のサッシ】複合サッシの価格や性能、メリットとデメリットをご紹介

上の図は、家全体で発生する熱の移動の箇所と割合を示したものです。

夏の場合、床・外壁・屋根・換気から侵入する熱の割合は27%に対し、窓(開口部)から侵入する熱の割合は73%もあります。冬の場合、床・外壁・屋根・換気から逃げる熱の割合は42%に対し、窓(開口部)から逃げる熱の割合は58%もあります。

以上のことから、サッシは家全体の断熱計画に大きな影響を及ぼすことが分かります。また、サッシの断熱性能が高いほど冬場に結露が発生するリスクを抑えることができるため、サッシ周辺の木材の腐食やカビの発生を防ぐことにもつながります。

 

 

複合サッシとは?

【断熱に最重要のサッシ】複合サッシの価格や性能、メリットとデメリットをご紹介

サッシはフレームとガラスで構成されていますが、複合サッシはフレームの素材の室外側がアルミニウムで室内側が塩化ビニル樹脂のものを言います。アルミの強度に樹脂の断熱性などを付加したもので、日本の多くの戸建てで採用されています。

複合サッシのメーカーは、YKKAP・リクシル・三協アルミがトップシェアで、APW・サーモス・ALGEOのシリーズがあります。

 

 

複合サッシの価格比較

【断熱に最重要のサッシ】複合サッシの価格や性能、メリットとデメリットをご紹介

サッシの素材による価格比較は以下の表をご覧ください。

素材価格
木製高い
樹脂
複合
アルミ安い

複合サッシは、その他の素材と比較すると価格がやや安いサッシとなります。ただし、ガラスや空気層などの構成で価格は異なります。

 

 

複合サッシの断熱比較

【断熱に最重要のサッシ】複合サッシの価格や性能、メリットとデメリットをご紹介

サッシの素材による断熱比較は以下の表をご覧ください。※樹脂はアルミの1000分の1しか熱を通しません。

素材断熱
木製高い
樹脂
複合
アルミ低い

複合サッシは、その他の素材と比較すると断熱性能がやや低いサッシとなります。ただし、ガラスや空気層などの構成で断熱性能は異なります。

 

 

複合サッシのメリット

【断熱に最重要のサッシ】複合サッシの価格や性能、メリットとデメリットをご紹介

複合サッシの代表的なメリットとして以下の点が挙げられます。

●商品が豊富
●コスパがいい
●耐久性が高い

それぞれ順番に解説します。

 

商品が豊富

複合サッシは、日本の多くの戸建てで採用されていることもあり、豊富な商品ラインナップとカラーバリエーションから選択できます。

 

コスパがいい

複合サッシは、木製・樹脂サッシより価格を抑えることができ、ガラスなどの構成次第で断熱性能も高められるのでコスパがいいです。

 

耐久性が高い

複合サッシは、フレームの室内側は樹脂で作られていますが、室外側はアルミで作られているので雨風や強い日差しに対して強いです。

 

 

複合サッシのデメリット

【断熱に最重要のサッシ】複合サッシの価格や性能、メリットとデメリットをご紹介

複合サッシの代表的なデメリットとして以下の点が挙げられます。

●結露発生のリスク
●断熱性能に限界がある
●紫外線による劣化

それぞれ順番に解説します。

 

結露発生のリスク

複合サッシは、フレームの室外側のアルミが外気の影響を受けやすいため、樹脂の縁やパッキンを通じて結露が発生することがあります。

 

断熱性能に限界がある

複合サッシは、木製・樹脂サッシと比較すると断熱性能に限界があります。そのため、最高レベルの断熱性能にするには不向きです。

 

紫外線による劣化

複合サッシは、フレームの室内側が樹脂でできています。素材の樹脂は日光に当たると変色したり硬化して脆くなる可能性もあります。

 

 

まとめ

【断熱に最重要のサッシ】複合サッシの価格や性能、メリットとデメリットをご紹介

本記事では、断熱に最重要のサッシの中で、複合サッシの価格や性能などの特徴、採用する場合のメリットとデメリットを詳しくご紹介しました。

複合サッシは、豊富な商品ラインナップとカラーバリエーションがあり、断熱性能と価格で対比するとコスパがいいですが断熱性能に限界があるため、メリットとデメリットをきちんと理解した上で採用するかどうかの判断をすると良いでしょう。

EQUALでは、アルミ樹脂複合サッシのトリプルガラス(LIXILのTW)を標準にしており、熱貫流率「1.04」と断熱性能は非常に高いです。快適な室内環境や結露防止で長持ちする家づくりに興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。