銀行の違いによる住宅ローンのメリットとデメリットをご紹介
- 公開日
- 2022.02.06
- 更新日
- 2022.02.06

以前「知っておきたいマイホーム用語集」で”金利”について紹介しました。金利タイプについて理解できたら次はどこで借りるかを決めましょう。
どの銀行から借りるかは各銀行の住宅ローンのサイトを見にいったり、各銀行の窓口にいって確認するなどして金利を調べることになります。各銀行のサイトを見るのはかなり労力がいります。最近は価格.comなどを見て、どの銀行の金利が一番低い(安い)のかを調べる人もいると思います。
しかし、金利だけで比較して銀行を決定すると、損してしまったり、失敗してしまう可能性が高くなります。住宅ローンの要素には、「保証料」や「手数料」、「団体信用生命保険(団信)の保険料」といった諸費用があり、銀行によって諸費用がかなり高額だからです。
「金利は低いけど、諸費用が高く、結局、割高になった」ということはよくあります。一方で、「金利は高いけど、諸費用が安く、最終的には割安だった」ということもあります。今回は、皆様が自分に合った銀行を見つけることが出来るよう、その違いを開設していきます。
地方の民間銀行
福岡銀行や西日本シティ銀行、佐賀銀行や肥後銀行などの地方銀行がこのカテゴリです。
メリット
・フラットより変動金利の金利が低い
・手数料が安い
・保証料を一括払いすることでネット銀行並みの金利にすることができる
・団体信用生命保険の費用がかからない、銀行によってオマケ保証も充実している
・手間がすくない
・柔軟に審査してもらえる
デメリット
・ネット銀行より金利が高い
・保証料一括払いの場合、かかる費用が非常に高い
・借入額がフラットより少ない
フラット35
ARUHIや優良住宅ローンといったフラット35専門の銀行がおすすめです。
メリット
・金利が一定なのでリスクが低い
・ネット銀行より手数料が安い
・保証料が不要
・審査がゆるい
・民間やネット銀行より多くの金額を借りることができる
・地域に窓口がある銀行の場合は手間が減る
デメリット
・リスクが低い分、金利が高い
・団体信用生命保険の費用が高い
・団体信用生命保険に入らなくても住宅ローンが組める
ネット銀行
じぶん銀行や住信SBI、楽天銀行等が有名です。
メリット
・金利が一番低い
・団体信用生命保険の費用がかからない
デメリット
・手数料が非常に高い
・保証料も一括払いができる場合は高い
・地域に窓口がないので非常に手間がかかる
・ローン審査が厳しい
・借入額がのびない
まとめ
いかがでしたか?各銀行の違いは理解いただけましたでしょうか?ただ、違いを理解していても、自分に合った銀行を選ぶのはなかなか難しいことです。それは、住宅取得に共通する問題が、専門的な情報が複雑にからみあいすぎていて自分で選ぶのは限界があるからです。
となると誰かを頼ることになると思うのですが、おすすめは、銀行にいかずに住宅展示場の営業に相談する方法です。各銀行の担当者は他の銀行の情報については詳しくないからです。
銀行もお客様は住宅展示場の担当を頼ることを知っていて、最新の情報やお得なサービス情報も住宅営業に伝えています。きっと、あなたの状況にあわせて一番よい住宅ローンを選んでくれるでしょう。
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