マイホームを購入するなら知っておきたい抵当権について
- 公開日
- 2022.01.13
- 更新日
- 2022.01.13

おうち作りを始めて、実際に住宅展示場などに行くと「聞きなれない言葉がたくさん出てきて困った…!」なんて経験はありませんか?間取りや設備、法律関係の専門用語に戸惑ってしまう人も少なくないと思います。
この章ではおうち作りを始められた方に知っておいて欲しいマイホーム用語を詳しくご紹介していきます。これからスムーズにおうち作りを進めるためにも是非最後まで読んで見てください。
抵当権とは?
今回のマイホーム用語は『抵当権』です。おうち作りを検討する中で多くの方が新しく土地を購入します。その中でも抵当権付きの土地であることを見落とすと、せっかく土地を購入しても土地を手放さないといけない可能性があります。今回は抵当権付き土地を購入する際の注意点をご説明いたします。
そもそも抵当権とは、銀行などの金融機関が土地や建物などの不動産を担保にする権利のことです。つまり、「お金を貸す代わりに、もし払えなくなったらこの土地(建物)を競売にかけますよ」ということです。
競売は裁判所の決定を元に物件の売却手続きを進めていくもので、元の所有者の意思とは無関係に土地が売却されるというものです。
抵当権を抹消しないままで残しておくと売主側が返済を滞らせた場合には、買い主が買った土地も抵当権抹消のために競売にかけられる場合もあります。ただし、通常の取引においては買主が支払いした料金で売主の借入金額を一括で返済し抵当権を抹消し、担保権をきれいにして物件を引き渡します。
信頼できる不動産会社であれば抵当権付きの土地を仲介する際に抵当権の存在・内容を調査し、抹消できるかどうかを売主や金融機関に確認してくれますが、もしものために自分でも知っておくと安心です。
実際にあった抵当権付き土地のトラブル
建築の計画まで進めていたのに、抵当権を抹消できないため、土地購入が白紙になる可能性があります。抵当権の抹消ができなければ基本的に土地を引き渡すことはできないことになります。土地の購入を検討されている方は、このようなことが無いよう、しっかり事前にチェックしましょう。
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